お蚕様はいずこに…

NHKの朝の連ドラ「カーネーション」にはまっております。
今まで見たことない連ドラだけどこのシリーズに偶然第一回に出会ったことからついつい今まで毎朝釘づけになってきたわけで、一回観ると必ず次を観ずにはおれないこの巧みな「罠」にみごとはめられました。だから「はまる」と表現されるわけですね（笑）

このドラマの素晴らしさは枚挙にいとまがないので後にゆずるとして
このドラマの世界の根っこは「洋服」ですが時折当然「布地」の話が出てきます。
和につけ洋につけ着物も洋服も「布地」で作るわけで、こんな重要な布地を生産したり販売したりといういわゆる繊維業界も衰退の一途をたどっているのはどうしてなんでしょうね？

生まれ育った名古屋の繊維問屋街も時折通過する岐阜の繊維問屋街も惨憺たる様子。
紡績工場はどんどん大型郊外ショッピングセンターに変貌している。

カサカサと桑の葉っぱをかじる「お蚕様」の姿は今でも目に焼き付いています。

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