バフン バフン
子供のころ木曽の山奥に親戚があっていつも夏休みなんかには長期滞在したことがある
その家は玄関の板の扉をぎしぎし開けて入ると土間の左側に馬小屋が二つあった。
黒っぽい馬がいた。今どきの家なら二軒ぐらい建ちそうなスペースに馬が大事そうに飼われていた。
今から思えばやっぱりあれは“木曽馬”だったのか。
けどその馬が働いて役に立っている姿は一度も見たことはなかった。
名古屋の 今でいう栄のど真ん中を馬車が歩いていたのも覚えている。
道路の真ん中にバフン、バフンと……まきちらかしていた。
いい時代だったということか。
2011-11-29 23:35
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