草間弥生と原色 [色と形]
昨日、主にニューヨークで作家活動をしてきた画家、草間弥生のドキュメントをテレビでやってた。
長野県松本市の裕福な家に生まれた草間は、小さい時からいわゆる統合失調症で、常に死の恐怖や幻覚に悩まされ続け、それから逃れるために絵を描き始めたそうだ。
番組の中でも常に「私が死んだら…」とか「死ぬ前に…」とか繰り返し繰り返し言葉に出していた。草間の描く絵の主なモチーフとなっている水玉は幻覚から身を守るために埋め尽くす儀式でもあるという。83歳の今もその幻覚と戦うかのようにキャンバスを原色の水玉で埋め尽くそうとする様子は鬼気迫るものがあった。
十年ほど前か、偶然隣町の飯田市でこの草間弥生の個展に出くわしたことがある。当日は草間はいなかったが近々その会場に現れるというようなことがPOPに記されてあったような記憶がある。
今草間の絵は一枚3.000万くらいだとテレビで報じていた。これもうっすらとした記憶だが、その個展会場では数万円程度の売値が記してあったような気がする。
そのグリグリ水玉だらけの絵が今でも鮮明に脳裏に焼き付いている。出身が松本市であればこそ飯田という地方都市でも草間の個展は実現したのであろう。
買っとけばよかった…というのは下種のみっともない愚痴である。
この2点の絵柄は草間とは何の関係もない
知人宅のカーテンに映ったステンドグラスの影である。
長野県松本市の裕福な家に生まれた草間は、小さい時からいわゆる統合失調症で、常に死の恐怖や幻覚に悩まされ続け、それから逃れるために絵を描き始めたそうだ。
番組の中でも常に「私が死んだら…」とか「死ぬ前に…」とか繰り返し繰り返し言葉に出していた。草間の描く絵の主なモチーフとなっている水玉は幻覚から身を守るために埋め尽くす儀式でもあるという。83歳の今もその幻覚と戦うかのようにキャンバスを原色の水玉で埋め尽くそうとする様子は鬼気迫るものがあった。
十年ほど前か、偶然隣町の飯田市でこの草間弥生の個展に出くわしたことがある。当日は草間はいなかったが近々その会場に現れるというようなことがPOPに記されてあったような記憶がある。
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タグ:草間弥生
2012-09-29 23:06
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by adidas originals (2013-08-20 12:25)
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by コーチ ショルダーバッグ (2013-08-22 08:15)