毎年恒例-手帳祭り…(?) [文具]

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こうしてズラッと並べてみて
つくづく思う。
これは“病気”だ、と。

毎年年末を待ちきれないように手帳アサリが始まる。
ありとあらゆるパターンをまずは検討する。
見開きで左にスケジュール右にメモ欄
縦に時間軸が並んだ縦型スケジュール
単純な日記形式のもの
またはこれらの混合タイプ
etc…etc…

手帳タイプは綴り手帳やら、バインダー形式やら
サイズも色もいろいろ…

もとはといえば手帳遊びの原点は
山根一眞氏が紹介したシステム手帳。
ファイロファックスというシステム手帳の素晴らしさを
自著の本でも詳しく紹介していた。
もう十数年前の話ではあるが
“たかが”手帳1冊が35,000円
この後システム手帳というものが市民権を得て
どんどん世の中へ出ていく事になる

上記の手帳群は何年もの積み重ねではあるが
“迷い”の積み重ねでもあるし
“楽しみ”の積み重ねでもあるのである。






愛しの文具たち《筆記具》 [文具]

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自分が文具に興味を持ち始めたのは
若いころに坂板元氏の名著「考える技術 書く技術」を読んだのがきっかけであった。
新書版の小さな本であったが後に続編が出るほどヒットした。
今でいうmonoマガジンとかgood gearとか、なんたらムックとか
いわゆる物欲本のはしりの
古典的名著である。

筆者は長年海外に在勤する学者で
そのつど自分の近辺にある興味を引く小物文具を
愛情を込めたこだわりで紹介する内容で一つ一つが興味ある内容だった。

その中にこういう筆記具が紹介されていた。
それは鉛筆である。いわゆる削って書くあの鉛筆。
しかしその鉛筆は最初は普通に消しゴムで消せるんだが
しばらく時間がたつと
なんとその書いたものがまるで万年筆のようにインク状に固まるのである。
そんんなああ!!!……理想的なエンピツが!!!…と興奮しまくって
発作的に即ほしくなった。
そこらあたりに文具物欲病の原点があるのである。

その鉛筆、そんじょそこらの文具屋などにあるわけがなく
探し探してついに名古屋栄の“丸善”で見つけたのである。
さすが天下の“丸善”様だあー。

いくらだったか覚えてないが
たぶんそれなりの値段だったと思う
学生の分際で買ってしまったのである それを1ダースも(-_-;)

しかしそれを使ったのは一回か二回で
あとは何にも覚えていない。

それから今日まで
延々と“ムダ使いの遠洋航路”へと旅立つわけだ…アーア

さて、今はまっている筆記具について。
この上の写真の一番上がトンボのREPORTER SMART
これの面白いのは赤黒青緑色の4色のノッチの形状が各色で違う
つまり黒はのっぺらぼう…とか赤は二つの突起だとか
つまりこれによりいちいちノッチを見なくても色がわかる!!!というペンである。
いまだ自分のものになってはいませんが…


その次のは三菱UNIのヒット商品 JETSTREAMである。
これは何といってもなめらかな書き味で大ブレイク(?)した
もうフツーのボールペンには戻れません…というもの。
(物欲に走ると表現がオーバーになるのはご容赦を)
このあとを追うようにいろいろな新しい“書き味”が生まれてますが。
色も濃厚でいいですよ。もうこの筆記具を何百本も買いだめた人いるくらい…(笑)

一番手前にあるのが現在my Best Penとなっている
PILOT Frixion の3色バージョン
いわゆる消すことのできるボールペンです。
最初は フン!消せる?それがどうした という感じだったんですが
これがけっこう便利!
シャーペンはもちろん消す機能が一番の長所だが筆圧の強い私には無理 ポキポキポキ
そういう人にはこれですね。
手帳などには「見え消し」という考え方があるようで
つまりその間違いを線だけ引いて何を消したか痕跡を残しながら
書き直す つまり 何を消したかも情報ととらえる考え方もありますが
私が考えるに消せるというメリットは何よりも
間違いを恐れずに大胆に書くことができるということに尽きる。
つまり思い切りがよくなるということです。

実際はそんなにい消しませんが いつでも消せる というのが安心なのです
いまテレビのCMでおかあさんがお父さんをエイヤとリモコンで消してしまうのやってますが、あの安心感とはちょっと違いますが。(笑)

それにこのPENの書き味がなかなかいいのです。何かに似ていると思ったら
例の丸善で大枚はたいて買った 
あの
不思議な鉛筆の後味に似ているのでした。

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