近江の厳島  [旅]

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白髭神社龍.JPG


<以下Wikipediaより>
白鬚神社(しらひげじんしゃ)は、滋賀県高島市鵜川にある神社。旧社格は県社。
全国にある白鬚神社の総本社。近江国最古の神社とされる。沖島を背景として琵琶湖畔に鳥居が浮かび、「近江の厳島」とも称される。

(祭神)猿田彦大神
祭神は人格化する際に白髪の老人になるというが、その端緒は当社の社名にあるという。社名から、長寿の神様として知られ、謡曲『白鬚』の舞台ともなっている。

歴史
社伝によると垂仁天皇の25年、倭姫命により社殿を創建したのに始まる。白鳳2年(674年)、天武天皇の勅旨により比良明神の号を賜った。
『延喜式神名帳』には記載されていないが、『日本三代実録』の貞観7年(865年)正月18日条に比良神が従四位下の神階を受けたとの記述があり、国史見在社である。
本殿・若宮社・伊勢両宮及び八幡三社は、豊臣秀吉の遺命を受け、豊臣秀頼が片桐且元を奉行に命じ、播磨の大工の手によって造営されたものである。


手水の龍にも立派な“白髭”が

春の信州松本 [旅]

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久々に半ば公用で長野県松本市へ行った。
行けば必ず立ち寄る国宝松本城。
まだ桜には早かったが
梅が満開であった。

松本市。
指折りに入る自分が好きな街の一つだ。
適度に都会感があって
その周りを3000メートル級のアルプスが取り巻いている。
そうめったに見かけないロケーションだ。


長野県は“教育県”とよく言われる。
この「旧開智小学校」にも
その所以が見てとれる。

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確かに文化の香りが醸し出されているような気がする。

旅はやはり一人がいい…。 [旅]

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近江八幡は琵琶湖東岸に位置する豊臣秀吉の甥、関白豊臣秀次が作った城下町。水郷と近江商人発祥の地として有名。あのメンソレータムの近江兄弟社といえばおわかりか。

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あるグループにこの地を引き合わせるためにお連れしたけどあまり興味なさそうであった。
やはり 旅は 一人に限る。

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今年最初で最後の紅葉か [旅]

久々の京都 半ば公用

亡き田中廣氏の写真集「中山道」は この南禅寺から始まる

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嵐山の竹林の道

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世界遺産 天龍寺
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天竜寺参道の漆喰壁

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年々京都の紅葉の見頃が遅くなっているという
それにしても12月が見頃とは…

これ スマホでの撮影です



香港・マカオ初海外旅行 [旅]

根っからの高所恐怖症ということもあり
これまで海外はおろか
国内移動でも飛行機なんか乗ったことがなかった。
けど、仲間のみんなが行きたいというのに
自分一人が長年ブレーキになってきていたので
あまりに申し訳ないということで
付き合って 初めて飛行機に乗ったのが10年前か。

懸賞に当たったかのようなきっかけで
香港マカオ旅行について行った事がある。

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これは何か…?
これはマカオのホテルの中で繰り広げられるイベントなのである。
でっかいホテルの中を川が流れていて
そこを船に乗って気分はナポリターナ…か
ショッピングモールの横でカンツオ-ネオペラ


かろうじて何枚か撮った写真は
後から見れば 壁ばっか
なんで?
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香港でふらふら一人で夜中にさまよって
あとから添乗員さんに「よく無事で…」と叱られて

けど 他国で触れる空気は いい
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なあ…

桑名の思ひ出 [旅]

そういえばだいぶ前に 桑名へ行った事を思い出した
今回と同じフリーパスの旅だったと思う
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この光景に出合った時
しばらくこの向こうは 海だと思っていた
木曽三川河口域の なんと広大なことよ
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お茶漬けが大好物の殿様の居城 
桑名城のお堀
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そこここに
この河口域での暮らしぶりがうかがえる
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ある日の 桑名
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三重県松阪へ [旅]

JRの青空フリー切符というのをご存知か
休日なら指定区間2500円で乗り降り自由
岐阜の帰りに ついでに(?)三重県へ南下
公害で有名になってしまった四日市を通過
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亀山で紀勢線に乗り換えて 松阪牛、本居宣長、三井高利などで有名な松阪へ向かった
は いいが……
なんと電車はエアコンなし ただし首ふり式扇風機あり
昨今の風潮から急きょ節電対応したわけではなく
“もともと”エアコンが付いてないのである この電車には
扇風機のスイッチは一台ごとに手もとにあるスイッチを乗客が押す
実にきめ細かい
当時、ここまで今の時代を見越してエコを考えていれば大したものである
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ただし 懐かしの オープン ザ ウインドウ 式であったのは幸い
これはひとつ前の窓を開けて風を取り入れるのがコツだ
そうしていたら 几帳面な乗客が自分が下りるときに
すべてスイッチを切って
ご丁寧に窓まで閉めていってくれました

ありがとさん
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松阪の駅へ降り立ったら なんと「お祭り」
松阪祇園祭 だそうである
これだから風まかせ-その日暮らしの旅は たまらないのである
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祭り前のハイテンションなざわめきが
あちこちで
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粋な浴衣姿のおねーさんが庭に水やり…
こんな光景もお祭りムードを盛り上げる
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いよいよ 本番
若者のバサラに 
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ちょっと元気のない 盆踊り
だいじょうぶ?何か心配なことあるの?
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いたって元気だったのが
この方 松阪市長
全国最年少市長だそうだ
医師免許を持ち 松下政経塾出身で
多選批判から県議を辞職して市長選へ
8000票差で現職を破って当選したらしい

ひげもじゃ面で Gパンに法被姿でのあいさつは
実に爽やかなものだった
あいさつの後の市民の拍手に 
その支持の熱さが伝わった
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最近の夜店は 
ヤドカリ釣りなんてのもあったり
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得体のしれない きれいなものもあったり
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工夫を凝らしています
みんな企業努力なのです

※余談
自分は自称かつ丼評論家(?)だけど
この店のかつ丼は5本の指に入る
やっぱり地元に根付いたきたない(失礼)古い(失礼)食堂は
ねらい目なのだ
「松崎屋食堂」
店の看板に「本物の松阪牛をお値打ちに提供する店」とありましたよ
関心のある方 当地へ行かれたら
ぜひ お試しあれ
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熱中症一歩手前まで 
歩き疲れて松阪の駅を立つ
あ~くたびれたァ
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ありがとう 松阪 
すばらしい
一日でした
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おもひで写真館(7) [旅]

なんたって「霊峰富士」である
これほど数えきれないくらいのカメラマンに
親しまされ 愛され 撮られ続けた素材はないだろう
趣味が高じて その地に移り住む人がいるくらいである


このカットと
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このカットと
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このカットは 
すべて
白糸の滝と同じ日 
姿を見せていただいただけでも
感謝
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何年か前に
山梨県美術館へ
師の個展の搬入のお手伝いに行ったことがある
その時に
富士山の写真だけを対象にした会の
発表展が同時に開催されていた

なんとも 圧倒された 富士の写真とはこういうものか と

その1カットを得るために 
いかほどの機材と
いかほどの下調べと
いかほどの空振りをかさねたのか
察するにあまりある
でなければ あのような写真は撮れない

自分には絶対できない
というか
しない

おもひでの写真館(6) [旅]

自分にとっては珍しい 撮影地を目指した撮影行
写真サークルの皆さんに同行した
こういった撮影会では
全員が三脚を連ねてほぼ同じ方向へ向けてシャッターを切るのであるが
一枚として同じカットにはならない
おもしろいもんです

でも
ま 考えてみれば
当たりまえか


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白糸の滝へは初めての撮影行であるが
なぜか自分の中では
「白糸の滝」ではなくて
「滝の白糸」の印象が強い

和奇術の
髪は日本髪で裃姿の女太夫
両の手の扇子の先から あら不思議 
噴水のように 二筋の水流が白糸のごとく……
てな 感じ

小さいときに観た 映画の記憶か

木曽路のマリア像 [旅]

木曽路は馬籠宿から発して
この桜沢を北限とする
いわゆる木曽十一宿


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是より南木曽路の碑から少し南に下った
木曽路十番目に位置する奈良井宿
藪原から 難所 鳥居峠を越え下ったところにある宿場
今では馬籠、妻籠に並び立つ観光のメッカとなっている
木地物や漆物の店が 街道を挟んで並び立つ

その中ほどを少し路地の奥まったところに この大宝寺がある
奈良井城主 奈良井義高の菩提寺

境内はむせかえるようなセミの声
人気は全くなかった

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いたるところに隠れキリシタンは存在したのであろう
こんな山深いところにも信仰の燈火は届いていた
母親らしき像の膝の上にはクロスをかざす赤子
この母親がマリアなら この子はイエスか
マリア像といわれをもつ石仏は
間違いないといってよいくらい
頭部を失っている

隠ぺいのためか
はたまた発覚後に“斬首”されたのか

長い年月を経た今
この聖母子像は
他の仏様とともに 
わけへだてなく
祀られていた
 
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