[光芒」写真展DM用 [写真]

久々のblog更新です。
少しさまよっていました(笑)
訪れていていただいた方がおみえでしたら心からお詫び申し上げます。大変失礼をいたしました。

下記のすすきの写真を写真展DM用にモノクロ変換した写真です。オリジナルがもともとモノトーンですがシャドウ部分がうるさかったのでいっそモノクロにして色情報を除き、さらにシャドウをレベル補正で落としました。何とか落ち着いたかなと自分では思っています。

結果 自分の好みのトーンに近づきました。
暗いですね、やっぱり。(笑)

すすき加工スミ白黒blog用.jpg

最近の三種の神器(?)の一つ目はRICOH GXR S-10 [写真]

ましかく神社1.JPG

ましかく神社2.JPG

現在自分の撮影スタイルは
いわゆるハイスペックコンパクトカメラといわれる3台。

今はそのうちの1台RICOH GXR S-10 は常時ましかく=つまり1:1の画角でモノクロームに設定してある。
アングルをつけられるファインダーを90°立てて撮ると
気分はいつもローライかハッセル。

この撮り気分だと不思議と 「空気」が写るような気がする。
いわゆる “物”にぶち当たらないんです。

軽トラと雲.JPG

写真は“記録”なのだ! [写真]

ポプラ.jpg

ここのところおさぼりしておりました。

ぶらぶら歩いているときに
思いもかけない光景や物に出くわすときシャッターを切るのですが、
そんな時に限ってカメラを持っていない…なんてことはよくあります。

けど携帯やスマホは大抵のみなさんお持ちなので
今やいつでも一億(?)総カメラマンです。
正確に言うと総現場記録マン(ウーマン)。

今やそれにもまして監視社会といわれるほどあちこちに監視カメラが設置され
顔認識機能とかなんとかで以前にそれだけが根拠で犯人が逮捕されたことがあった。
それは現場付近の監視カメラデータで認識されたデータが
高速バス乗り場でキャッチされたデータと顔認識で同一人物と特定され逮捕につながったという。

便利さと、ある種の不安とがないまぜになるのが新技術というものか。

このカットもカメラを持っていなかったのでiphone 4sの1カット。
歩いていてふと見上げたら存在感のある街路樹が視界に飛び込んできました。
左右に電線やらビルの一部が予定外で入っていましたが
“作品”つくりは頭にないので左右はそのまま入れました。

写真の本質はやっぱり“記録”だと思います。


タグ:iPhone 4S

ご高覧感謝 NCC写真展終了 [写真]

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昼下がり A


なんば1.jpg

昼下がり B


なんば4.JPG

昼下がり C


一年に一回の作品展が明日終了します。
毎年大勢の方にご来場いただき
会員一同の励みとなっております。

ご高覧いただきました方
まことにありがとうございました。

タグ:写真展

NCC中津川カメラ倶楽部 [写真]

福寿草jpg(1).jpg

春ですね…!と、言いたいところですけど
何?この寒さ!!

 そんな中、15回目になるグループ展NCC 中津川カメラクラブ展が始まります。
メンバーは14人。もともと中津川コンタックスクラブとしてスタート。けど時流に勝てずコンタックスクラブそのものの全国組織が終焉解散し、今はこの名前で継続している。
まあー、なんだかんだとここまでやってきたわけです。

 皆さんT*レンズでポジフイルム撮りしてきたんだけど
今日みなさんに改めて聞いたら、いまだフイルムで撮っている人はたった2人。
これも時流です。

何はともあれ もし縁いただければぜひご高覧を!
明日29日から3月6日までです。
基本は9時から16時30分。
場所は中津川駅から徒歩3分
「中部電力ギャラリーふれあい」 にて
お待ち申し上げます!


NCC写真展H24OL.JPG



ウジェーヌ アジェについて(2) [写真]

表現というものはもちろん10人いれば10の表現なのだろうけど
トレンドというか 流行というか 時代の主流というか 傾向というか
写真の世界にも そういったものが確かにあるような気がする
曰く リアリズム写真 サロン写真  コンテンポラリーフォト トイフォト 私写真…etc

今は どうなんだろう
飯田1.jpg


ウジェーヌ アジェについて [写真]

フランスにウジェーヌ アジェ という写真家がいた。
写真家といっても本人はそういう自覚をもっていたかどうか。
パリの街を撮っては絵描きに資料としてその写真を売り、 生活の足しにしていた。
よれよれの外套を着た さえない爺さんである。
しかし、これほど世界の写真家に影響を与えた写真家…いや、人物はいない。

この人の写真は
今の自分の中にもどっかりと居座っているような気がする。

もちろん この写真は もって非なるものである。

八百津アジェ2.jpg


 ※wikipedia 「ウジェーヌ アジェ」より抜粋

 アジェはガラス乾板を使う木製の暗箱カメラで、最初に手がけたシリーズは路上で商いをする人々の写真であ  る。モンパルナスに引っ越して、そこで死ぬまで住むことになる。
 モンパルナスには多くの芸術家が住んでいた。アジェはアパートのドアに手書きの「芸術家の資料」という看板を 掲げ,芸術家に写真を売る生活をはじめる。画家に成ろうとしていたとき,多くの芸術家が作品の資料となる写 真を求めていることを知ったためだ。
 ともあれ,アジェは生活のために写真をはじめた。

おもひで写真館(5) [写真]

おもひで写真館…というのは実に都合のいいタイトルで
要は ネタ切れの時に具合がいいのです
けど
誰もが昔の家族写真のアルバムを開くように 
懐かしさを追いかけることもあるのです

これは 木曽路へ行った時の一カット
障子に木々が枝葉を伸ばしていました
花影.jpg

古城の石垣にすさまじい生命力
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朽ち果てるものへ 追い打ちをかけるような 言葉
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自分は 日記を書く習慣も持続力もないけど
一枚の写真のほうが 
何ページもの日記よりもはるかに多くをよみがえらせてくれる
いつまでも新鮮な思いで その時間に再び出会わせてくれる

そんな 気がします





「写真家・東松照明・全仕事」展 [写真]

岐阜への所用の帰りに
台風のきざしの中
窓に風雨が吹き付ける
名古屋市美術館へ寄った
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「写真家・東松照明・全仕事」展
とうまつ1.jpg

自分にとって 
好きな写真家のうちでも もっとも大きな存在の一人である
自分より年長であるが 同じ名古屋出身

岩波映画社で写真家デビューし
その後の活動は
単に 社会派写真家などという枠ではくくれない
大きな足跡を残した写真家

今回はその代表作が五百数十点…
沖縄 家 長崎原爆 伊勢湾台風 桜 京都 そして沖縄離島を撮った 太陽の鉛筆

圧倒された

単なるドキュメント…ではない
けど ドキュメント
アートなんていう 甘ったるいものでもない
その二つの見事な融合とでもいうのか

対象にカメラを向けるのだけど
その対象を通過してその奥に展開する東松の世界

久々に満ち足りた すばらしい時間だった


学生時代に 一度だけ
鬼のような形相で
路上に座り込んで撮っている東松に出会ったことがある

とうまつ2.jpg


写真展 [写真]

知り合いの方の写真のグループ展におじゃました
そのメンバーの一人 この方 Oさん 
了解をいただいて当BLOGに登場していただく

大手電機メーカーのOBで
今は悠々自適のうらやましい人生を歩んでおられる
写真愛好家としてはきわめて正統派で 
コンテストもこまめに応募してみえるようだ
入選 入賞 数多く(展示の作品も対象作)
以前若かりし頃はダイビングもこなして 
海中の作品も数多く撮ってきたそうだ

メイン機材はCONTAX
性格きわめて温厚で実直でソフトな紳士
この写真にも 雰囲気出てるでしょ?


雨降り1.jpg



いわゆる写真愛好家という層は
全国で何人ぐらいいるのだろうか
近くの観光地へ行くと 
カメラぶら下げていない人探すのが難しいぐらい
以前は記念写真用として持ちあるいていたんだろうけど
今はあきらかに
「今日は作品撮りですねん」といった雰囲気の人たちが多い
気楽な記念写真組と「作品ですねん」組との識別は
私はそのBAGを見て 判断している

女性愛好者もずいぶん多くなってきた
女子(おなご)カメラ…とかなんとか
カメラメーカーも抜け目ない
それに女性をターゲットにした写真雑誌の多いこと

これはあきらかに デジカメの進化に呼応していると思われる
あの「私にも写せます」の古い伝説のCMコピー以来
カメラ付きフイルムの「写るんです」で中押しされ
「女流一眼」で 決まり
メカに縁遠いとされている女性にも(失礼)
身近における道具となった
女性はカメラメーカーにとっても出版社にとっても 大切な存在
けだし 日本経済にとっても…

感性は男性よりも女性の方が幅広く 柔軟性があるような気がする
なんとなく シャッターを切って あ、カワイイ! である
女性は どうもそれでいいようだ
こんな芸当は いちいちシャッター押すにも
必ず背景に「論理」を持たずにいられないような
男性写真愛好家には 無理 ムリ

自分といえば
写真雑誌で跋扈するプロ写真家のむずかしいお話よりも
女性の持っている思いもつかない「視線」のほうが
どれだけ新鮮で刺激になることか

がんばってね 女子(おなご)写真家のみなさん





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